WEB業界について

「WEB業界」って何?制作会社はWEB業界に含まれていないの?

あやおり子

この著者は複数のWEB制作会社に勤めて5年になります。

私個人としては、制作会社に勤めるWEB業界の住民であると思ってます。

しかし、広告業界の求人に書いてある「WEB業界経験者歓迎!」を詳しく見てみると、WEB業界の中にWEB制作が含まれていないように感じることも。

  • 「あれ?WEB業界って制作会社に含まれていないの?」
  • 「そもそもWEB業界ってなんだっけ?」
  • 「イメージしていたWEB業界と違う!!」

なんて思った人も多いはず。

では、WEB業界って一体何なのか、整理してみたいと思います。

まずは、WEB業界ってなんなのか調べてみた。

とりあえず、WEB業界ってなんなのかをGoogleで調べてみました。

Web・インターネット業界とは「インターネットを介して世の中が便利になるサービスを提供し、対価をもらう」というビジネスを行っている業界です。

Web・インターネット業界とは?転職に役立つ職種や仕事内容、IT業界との違いを解説

→BtoBのサービスの中に「Webサイト制作」があるので、WEB業界の一つであることが分かる

Web業界の主な仕事は、Webサイト制作やWebサービスの提供などです。

Web業界とは?IT業界との違いや職種・特徴について徹底解説

→Webサイト制作もWEB業界の一種

Web業界とは、インターネットを介したサービスを提供する企業を分類する言葉です。

Web業界とは?サービスの種類やIT業界との違いは?転職エージェントが解説します

→Webサイト制作もインターネットを介したサービスの一種と考えれば、WEB業界の一種…?

このように、WEB業界の定義は結構曖昧なものになります。

「広義のWEB業界」と「狭義のWEB業界」

個人的な主観になりますが、WEB業界の定義は広義の意味と狭義の意味の2つあるように思います。

「広義のWEB業界」とは「インターネットを使ってWEBで商売する会社」

「広義のWEB業界」とは、インターネットを使ってWEBで商売する会社になります。

IT業界の一部であり、「Webサイト制作」「Webサービス事業」「Webメディア運営事業」などを行う企業を総称してWeb業界と呼んでいます。

転職エージェントで「WEB業界」を指すときは、こちらの意味を示すことが多いです。

「狭義のWEB業界」とは「WEBマーケティングを駆使して商売する会社」

一方、「狭義のWEB業界」とは、「WEBマーケティングを駆使して商売する会社」になります。

WEBマーケティングとはWebマーケティングとはWebを活用して売れる仕組みを作ることを指し、

  • インターネット広告
  • SEO
  • コンテンツマーケティング
  • SNS
  • メルマガ

etc…

などの施策をし、売上を伸ばしている業界全般を指します。

「狭義のWEB業界」では「業界」というより「仕事」を指している傾向が高いです。仕事としてWEBマーケティングに関わっている人なら、「WEB業界で働いている」と言っている人が多いように思います。

WEB制作会社は「狭義のWEB業界」には入っていない

WEB制作会社の立ち位置としては、「広義のWEB業界」には入っているけど、「狭義のWEB業界」には入っていないかと思います。

もちろん、WEBマーケティングを駆使して集客している制作会社もありますし、WEBマーケティングのコンサルをやっているWEB制作会社もいっぱいあります。

しかし、WEBを使わずにコンペや口コミで集客している会社もあるため、全ての制作会社に当てはまる訳ではないかと思います。

WEB制作会社と同様に、

  • WEB系受託開発
  • WEB系のフリーランスエンジニア
  • ECサイト運用代行
  • 代理店(Web広告、Webマーケティング)

これらも同じような立ち位置になるかと思います。

WEB業界には2つの文化がある

個人的な体験から、WEB業界には2つの文化があると思っています。

(1)WEBを「マスメディア広告や看板広告の進化系」だと考えている広告文化

WEBサイトを【広告掲載媒体】と考えている人たちがいます。

具体的には、民放テレビやラジオは広告(CM)を放送することにより収益を得ております。
それと同じように、WEBも広告を掲載することにより収益を得る構造になります。

従来の広告との違いとしては、このような点が上げられます。

  • クリック数などの数字が出るので、広告の効果がより明らかになる
  • 目標につながりやすいターゲットを絞り込み、少ない広告でも効果を出せるかが重要

また、広告を掲載するだけでは意味がなく、広告により集まったアクセスを活かし、売上などの目標につなげるための対策も必要です。

特徴:アクセス数を増やしたりサイト改善を繰り返し、売上などの成果につなげることが大事だと考えている。

アクセス数:アクセス数を増やすのが大事なので、広告を打ったりSEO対策をする

デザイン:凝ったデザインは求められず、CVを伸ばすことが大事。アニメーションは目立たせるための手段だと考えている。

コーディング:改修前提で作っており、WEBサイトは複数人で編集するもの。

関連企業:広告代理店や広告制作会社

(2)WEBを「出版物が発展したもの」だと考えている広報文化

雑誌や書籍からページの多いカタログやマニュアル類、本などの「出版物」をWEB上に発展させた物をWEBサイトと認識している人たちがいます。

その人たちはWEBサイトを広報手段と考えているため、ターゲット層が必要な情報にアクセス出来ることに価値を見出しています。

特徴:WEBサイトはあくまで広報物の1つ。WEB以外の手段で獲得した顧客が、知りたい情報を得たり、好感をもってもらうことに意味があると考えている。

アクセス数:アクセス数を増やす必要性を感じていない。

デザイン:サイトの雰囲気の統一感を重視している。アニメーションは装飾の一つだと考えている。

コーディング:改修前提で作っていない。

関連企業:編集プロダクションやデザイン事務所