こんにちは。あやおり子(@ayaoriko)です。
今回は転職活動を行ったので、作ったポートフォリオサイトを紹介致します!!!
まず、自分の紹介から。
ポートフォリオの紹介の前に、まずはざっくりと自分の経歴を紹介をします。
私は数学科の大学出身で、内定をもらっていたプログラマーのインターンシップに挫折後、
大学生4年の1月からWEBデザインの勉強をしました。
WEBスクールのツテで紹介してもらった紹介予定派遣を半年で首になり、
自分の理想のキャリアを目指しながら転職を繰り返し、
今年でWEB業界歴6年目、今回4回目の転職となります。
転職する前の会社ではWEBディレクターとして働いており、
社内のエンジニア不足からコーダーとしてサイト制作・改修も行っていました。
今回の主な転職理由は「給料が割にあわないから」。
「給料を上げて、きちんとした評価制度がある会社に勤めたい」
を一番の目標に掲げ、100人規模の中企業〜大企業をターゲットに転職活動を開始しました。
ポートフォリオ”サイト”である理由
まず前提として、WEB系の仕事で企業が転職活動時に求めているのは、ポートフォリオ”サイト”ではありません。紙のポートフォリオやパワポで十分です。
その中で私があえてWEBのポートフォリオサイトを作った理由は、以下の理由からでした。
- コーダーの職務経歴のアピール
- ワイヤー構成力のアピール
- サーバー・ドメインを借りてることで、サーバー周りの技術力があることのアピール
- ブログのドメインの下のディレクトリにポートフォリオを載せることで、ブログを運営していることをさり気なくアピール
- 過去のポートフォリオもさり気なく載せて、成長をアピール出来る
WEBとPDF、どっちも作ったほうがいいの?
初めてポートフォリオを作る人にとって、PDF(紙、パワポ等)とWEBのどっちも作ったほうがいいのでは?と思うこともあるでしょう。
個人的な肌感としては、WEBとPDFのどちらであっても差はないかと思います。
今回の転職でエージェント4社くらい受けましたが、WEBサイトを強要されることはありませんでした。
むしろ「ポートフォリオをアップロードしてください」と指示されることが多かったので、無理にサイトを作る必要は感じませんでした。
その中で唯一言えるのは、WEBとPDFで合計100点のものを作るよりも、片方だけを完成度を高めて100%にしたほうが絶対に良いです。
自分の中では50点と思っていても、採用担当者が100%の実力だと勘違いされるのは辛いですよね…
もしWEBと紙を両方作るようであれば
WEB → 一般公開用
紙 → 非公開案件用
など、きちんと使い分けが出来るようにしておくといいですね。
ポートフォリオサイトのコンセプト
まず構築するにあたり、
- WEBで作る → 誤字脱字があっても修正がききやすい
- 複数ページ作らず、LPにする→ 複数ページあると、その分表示崩れが起きやすいから
- なるべくシンプル → デザインが得意ではないので、WFそのままの勢いで作りたい
- 凝ったコーディングをしない →コーディングに時間をかけたくない。
ということを掲げました。
今回は仕事をしながらの転職活動のため、なるべく実作業に時間をかけたくありませんでした。なので、
5割:構成を考える(テキスト、ワイヤー…)
3.5割:デザインを考える
1.5割:コーディング
くらいの割合で作成しました。
特に今回は自作のサイトということもあり、凝ったコーディングは行わず、サイト構成を重視しました。
サイト構成
まずサイト構成ですが、色々考えた上に、最終的に以下の構成にしました。
- メインビジュアル
- キャッチ文
→ 自分の信念をアピール - 数字を使って実績紹介3つ
→ インパクトを残せるように数字を利用 - 自己PR3つ
→ 自分の強みをイラスト付きで分かりやすく提示 - サイト制作実績紹介4つ
→ 自分がアピールしたいサイトと担当箇所を記載 - 運用・保守実績紹介
→ ディレクション以外のこともやっていたことをアピール - 過去のポートフォリオ紹介
→ 過去との成長もアピール
職務経歴書と同じ内容でも構わない
職務経歴書とポートフォリオサイトは目的が全く違います。
- 履歴書 → 今までの経歴の概要
- 職務経歴書 → 今までの仕事内容の提示
- ポートフォリオ → 人柄、仕事以外で学んだことのアピール
職務経歴書の自己PRは「まとめ」みたいなものです。
今まで何をやってきて、その結果、あなたを雇うメリットを教えて下さい。
というようなものです。
なので、普通の人はそこまで自己PR出来ることはないですし、
異なることを書く事により統一感がなくなるほうが悪影響かと思いました。
また、同一の内容をキレイに説明し直すことで、ワイヤーの
なので、私は職務経歴書と自己PRの文章は全く一緒にしていました。
過去のポートフォリオサイトも十分な実績になる
現職はコーダーとして転職活動を行っており、その当時のポートフォリオも掲載しました。
その理由としては2つあります。
「何が強みとして評価してくれるか分からない」から
採用担当者は、ポートフォリオサイトに書いていない強みも見てくれています。
私の場合「ディレクター採用だけど、たまにコーディングをお願いしたい」とか「Wordpressが慣れているのがいい」「バナー制作くらいはお願いしたい」とか。
また、ポートフォリオサイトでは載せきれなかったコーディング実績の提示としても役に立ちます。
過去との比較
私は今まで転職を4回繰り返してきましたが、ポートフォリオサイトは転職ごとに作り直すようにしています。
- 昔と今でコーディング力が上がったことの証明
- 「WEBデザインの流行」を把握している
- コンセプトが違うものを作れることの証明
を提示する方法として「過去のポートフォリオも提出すること」は、最強な武器になります。
デザイン・コーディング
イラストはずっと気になっていたフリー素材「ソコスト」をメインに使いました。
あと、アイコンはいつもおなじみICOOON MONOサイト。
色や素材を使いすぎない
これはデザイナーじゃない人に向けてになりますが、なるべく素材先を統一させたほうが統一感が出ます。
また、色はメインカラーを決めたら彩度や明度を調整して色を決めることで、まとまりのあるサイトになります。
0から作りつつ、表示崩れのしにくいコーディング
ポートフォリオサイトで「表示崩れ」しているサイトもありますが、あまり良い印象を与えません。
表示崩れのあるサイトを提示するくらいなら、CSSを極力シンプルにして、表示崩れがないように気をつけることを考えました。
なので今回はシンプルなサイトにするため、LPにしてヘッダーメニューを実装しなかったり、余計なアニメーションを追加しておりません。
ポートフォリオサイトの実績
ここまで何だかんだ書きましたが、
最終的にこのポートフォリオサイトでどれくらい実績があったか知りたいですよね??
50社近く応募して、書類選考を20社通過しました!!!
- 業界特化型エージェント:22社/35社応募
- ※働きながらの面接のため日程調整が難しく、自分と方向性が一致する企業のみ面接しました。
- 最大手エージェント: 3社/6社応募
- 若い人向けエージェント:3社/6社応募
- 転職サイト:3社/3社応募
通常、エージェントでの書類通過率は10~30%くらいだと言われていますが、私の場合は通過率50%以上!
エージェントさんにも「ここまで書類選考が高かった人は見たことがない」とまで言われました笑
もちろん、書類が通ったのはベンチャー企業だけではありません。
- 東証一部上場しているゲーム会社
- 大手転職サイトを運営しているサイト
- とある界隈では一番のマネジメント事務所
- 有名アーティストのEC運営会社
といった、名だたる会社に受かりました。
なお、書類選考を通過した企業様ほとんどは「ディレクターとして」の転職活動になります。
なので、コーダーやデザイナーだったらまた変わってくるかと思います。
んで、面接はといいますと、、、壁が高かった(泣)
私はかなりのあがり症で、適性検査が超苦手。
最終面接まで行ったのは、たった2社しかありませんでした。
待遇面や将来性、自分の適性なども考え、
次の転職では未経験フロントエンドエンジニアとして1からスタートすることにしました。
ディレクションは今後何かしらの機会があればしていきたいと思います。
私のポートフォリオに欠けてること
ちなみに今後ポートフォリオを作る人のために、私のポートフォリオで欠けていることもお伝えしておきます。
それは「どこにだしても差し支えのない、当たり障りのないポートフォリオ」であるということです。
- 私が転職先で求めること
- 将来やりたいこと
「これ!」という会社があるならばまだしも、そういう会社がない時点で絞ってポートフォリオを作る勇気がありませんでした。
書類選考をたとえ通ったとしても、向こうの希望とマッチしていなかった面接もありました。
もっと明確に自分の希望を記載していれば、企業側で勝手に選定してくれたと思います。
また、
WEBディレクターを志望しているのか、コーダーを志望しているのか分からない
という意見もいただいたことがありましたが、
私的には「職種を絞ることで受ける幅を狭めたくない」という気持ちもあり、あえてこのような作りにしました。
作成したポートフォリオはこちら!!!
「テキストばかりじゃあ、全然伝わらないよ…」という方、おまたせ致しました!!
実際に制作したポートフォリオを公開します!!!
会社で作った実績は公開出来ませんので、非公開にしております。
他にも、ポートフォリオに関する記事を書いておりますので、暇なときにでもどうぞ。