ブログが更新できていない。
仕事柄、役立つブログを書こうとすると、どうしてもWordPressのHow To記事に寄ってしまう。
でも最近は、コードを書くよりも文章を書く機会が増えていて、書こうとすると、どうしても“仕事の延長”に感じてしまう。
それに、業務の内容がやや特殊なので、あまり具体的に書くと職場の雰囲気が伝わってしまいそうで、どこかで手が止まる。
「これ書きたいな」と思っても、なかなか言葉にできない日が続いていた。
わかったブログ
もっとフランクにブログを書けないかと思い、ChatGPTに参考になりそうなブログを聞いた。
そしたら、「わかったブログ」を教えてもらった。
直近のブログで個人的に印象的だったのが、「外付けHDDが高価格! 偽物に注意!!」の記事だった。
https://www.wakatta-blog.com/external-hdds-are-expensive.html
構成ばっちり記事ではないし、記事の中身も充実しているわけではない。
でも、外付けHDDを探している人に刺さる内容で、とても共感できる内容だった。
著者のかん吉さんのプロフィールでは
「日々の生活の中で、「わかった!」と感じた瞬間の喜びを、書き留めています。」
と書いてあり、たしかに普通の人が文章化しないような、日常の些細なことが書かれている。
本当は自分は、かん吉さんの文章を書きたいのではないかと思った。
発信すれば、知らず知らずに、誰かの役に立っている
私がブログを書きはじめた理由が、「誰かの役に役に立てればいい」という理由だった。
私は、仕事でストレスを溜めた時、「怒り」よりも「疑問」を感じる人間だ。
だから、何かがあったらGoogle検索やXでの検索を使って、言語化できる人がいないか探してしまう。
そんな人間が私以外にもいるんじゃないか?という気持ちから、このブログを始めた。
本来、ブログとはもっと気軽に書くべきものなんじゃないかって私は思う。
この前、大学時代の後輩にあった時、『先輩(私)が「頑張っているね」と言ってくれたおかげで頑張れた』と言ってくれた。
その後輩には申し訳ないが、私は覚えていなかった。
でも、ブログって本来、こんなものなんじゃないかって思った。
AIだからこそ、共感できる内容を。
SEOで上位に出てくる記事はたしかに整理されていて読みやすいけど、どこか「書いた人の体温」が感じられないことが多い。
昔のように、誰かを覗き見した日記のような“温度のあるブログ”が本当に減った気がする。
ちょっと前までは、Google検索の2ページ目以降にこういったブログがあったんだけど、今はかなり減った。
2025年9月17日(水)に、「Goo Blog」と「教えて! Goo」が終了するらしい。
私は、2010年代、2020年代の一般人が、どのようなことを思ってたのか、残らないのではないかと危惧している。
これからのAIの全盛期では、ますます一般人がブログのような文章を書く機会が減るだろう。
だから、今ってむしろ、誰かが書いた“温度のあるブログ”が、貴重なんじゃないかって。
ChatGPTは回答を見つけてくれるけど、「同じことを思ってくれるのが嬉しい」と思える場所ではない。
私が書きたかった役に立つブログって、情報を知れるブログではなく、誰かが共感してくれるブログなんじゃないかって思う。
SEOとかは全然考えてない駄文だけど、
うまくまとめようとしないで、少しずつ、自分のペースでやっていこうと思う。