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キャリア

名ばかりの自称進学校での大学進学記

私が母校の大学を選んだ理由を書きます。

大学受験…はしておりません。推薦です。

受験のエピソードはWEBに上がってくるのですが、推薦でのエピソードは隠れがちなんですよね。

だからこそ、ここに記載しておこうかと思います。

私が母校の大学を選んだ訳

推薦があり、近所の先輩が行った大学だったから。

私はいわゆる名ばかりの自称進学校出身です。

地元の商業高校の滑り止めとして県外の私立高校を受験した時、たまたま数学の問題が解けて、特進クラスに受かってしまいました。

それは「偏差値」という言葉とは無縁なほど大学というものを考えていなかった私にとって、衝撃的な出来事でした。

もし、パンフレットに記載されている「筑波大学」や「茨城大学」というような有名な大学に行ける世界線があるならば、その世界線を見てみたい。

そう決心して私の母校に決めました。

しかし、入学した途端、それは難しいと判明しました。

学力的に全然歯が立たなかったというのも一つありましたが、
それ以上に教育方針がブレブレだったのです。

特進クラスの教育内容
  • 参考書にしか書いていないマニアックな暗記問題を日課として出される
  • 文系理系問わず1年時の必修に世界史があり、センターで絶対出ないような人名や銅像まで覚えさせられる(しかも暗記出来なかったら居残り)
  • 授業の内容とは別にマニアックな英単語の暗記テストがあり、100点取れなかったら居残り
  • この通り、全然センターを意識していないのに「難関国公立大学進学」を宣伝文句としている

また、「大学受験何じゃほりゃ?」状態の私にとって、授業の内容に追いつくのに精一杯。成績が特進クラスの順位が最下位でした。

先生は1年の時点で優秀な子とそうじゃない子を把握しており、底辺の私はもう見切られているのは明らかでした。

私はこの学校に受験を託すのはやめました。

そんな絶望の縁に立たされた私でしたが、受験がなくなるわけではありません。

どうしようかと悩んでいた時、指定校推薦の一覧に、私の近所で同じ高校に行った先輩が進学した大学がありました。

その学校が私の後の母校となりました。

2年生になってから、特進クラスから下のクラスに移ることになります。

下のクラスに移動したからって馬鹿にされたくなかったので、特進と同じペースで勉強した結果、数学なら模試のランキングの上位に食い込めるまで伸びました。

推薦で一番頭がいいところだったから

ただ、私の親は東京の大学に行くのに消極的でした。

「地元に行けばいいじゃん」ならまだしも、
「受かるわけがない」
「(大学の附属校でなので)そのまま進学すればいいじゃん」
「無理して国公立に行く必要もない」
とまで言ってくる人でした。

そんな親に対し、「ほら、一番頭がいいところを受けられるよ!!」ということで、大学進学を納得させました。

学費が安かったから

大学まで行く予定もなかった私の親からすれば、娘が東京の大学に行くなんて晴天の霹靂のような状態です。

お金が辛いはずなのに「借金と一緒」ということで、奨学金を利用することに反対していました。(当時はアルバイトすることも反対されていた…)

私はせめてでも出来ることとしては、学費がなるべく安い大学にすることでした。

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「学費の安さを求めるなら国公立に行けばいいじゃん」という声もあると思いますが、国公立に行くために必要な教材費や、塾代、滑り止めの受験費用や浪人のリスクなどを考えると、下手に国公立を受けるよりもマシと判断しました。

留年率が低そうだったから。

推薦でいくとなると、心配は一般受験してきた人との学力格差でした。

私の学校の推薦の中で、頭が良いところがもう1校あったのですが、そこは指定校推薦で行くと99%浪人するという噂がありましたので、流石に選びませんでしたね…

工業系はやめたかったから

私の住んでいた福島県いわき市には工業高校が(高専含めて)3校あり、工業を学ぶのにはうってつけの地域でした。

私はその選択肢を蹴って出身の高校を選んだ自負があるので、大学で改めてその道を選びたくないというプライドがありました。

正直、こういう進路選びは健全じゃないと思う。

いろいろなシガラミがあって今の学校を選んだけど、正直、こういう進路選びは健全じゃないと思います。

文系科目を伸ばせる余力があったならば、文系になりたかったと思うし、心理学部や経営系、コミュニケーション学部に行きたかった。もっと優秀ならば学費を考えずに国立の薬学部に行けるし、教育学部で「教育そのもの」を研究することをしたかった。他の大学見たかったし、受験もしたかった。

勉強していると、そういう選択肢がいつの間にか増えていて、なのにいつしか、目指していた上より更に上を目指したいと言えなくなっていました。

別に後悔している訳じゃないし、私の学力的に無謀な大学に行かせてもらったという点ではとても感謝している。推薦が無ければ田舎から脱出出来ませんでした。

けど、私の親ならまだしも、学校の利権関係で生徒の進路の幅を狭めるのはどうなのでしょうか。

私は母校に感謝しているけど、学生らしい学生生活や、恩師の存在や学習環境が整っていたかは、正直微妙でした。

大学の選択肢は間違ってなかったけど、高校の選択肢は間違ったかな…

今でも思うことがあります。